旭川で塩ラーメンといえば「すがわら」と言う声も多いほど、店の代名詞的存在が塩味。とんこつ、鶏ガラ、野菜にアジや昆布などの魚介でとった透き通るスープはあっさりしているようで旨味が強く、中細縮れ麺との相性も抜群です。また、一般的な「塩ダレ」ではなく本物の「塩」をそのまま使う点も特徴で、絶妙な塩加減が奇跡のハーモニーを生み出しています。
1972年に国内で初めて、恒久的な歩行者専用道路として平和通買物公園が開設された2年後に、すがわらは誕生しました。その創業当時から変わらぬ製法で人気を博しているのが「塩ラーメン」。お客様の6割以上が注文すると言いますから、まさに押しも押されもせぬ大看板メニューです。
旭川では一般的に、塩ラーメンといえば少し醤油のような色味があり、スープが濁ったタイプが多いのですが、すがわらの塩は麺が透けて見える澄み切ったスープが大きな特徴です。麺は低加水の中細麺。卵不使用で小麦粉の味わいがダイレクトに伝わり、スープとの相性も抜群です。豚ももを使った昔風のチャーシューは脂があまり多くはない部位のため、できるだけやわらかく歯ごたえよく食べられるように仕上げています。
常連客に人気が高いのは「塩野菜ラーメン」。野菜を炒めるのではなく、鍋にスープを入れて野菜をグツグツ煮るスタイルなのでとてもヘルシーです。もやし、白菜、玉ねぎの甘みが存在感のある塩味スープに溶け込んで、旨みも倍増。カレーや豚丼、チャーハンなど評判の高いサイドメニューとの相性もいいため、セットで注文するファンも多くいます。
2014年の事業承継を契機に、拡大路線だった店舗数も現在は本店1店となり(旭川三平とのコラボ店「すがわら三平」を除く)味の研究に余念がない同店。「地元では有名でも、全国的には無名です。今は地方にいても魅力あるものをどんどん発信していける時代なので、冷凍ラーメンや袋麺など、積極的な商品開発を通してこの味を全国に広げていきたい」と北澤店長は話します。 「少子高齢化が進んで、若い頃に食べていた味が地元からなくなっていくのは残念なこと。それをしっかり守って、地元を離れた人が帰ってきた時に『昔あそこでよく食べたな』という懐かしい想いと共に来店して、気持ちよく食事をして満足していただけるよう頑張っていきたいですね」。
商品内容 (入っているもの):スープ/360g 麺/140g チャーシュー/15g メンマ/15g
内容量: 総重量530g(麺140g)
原材料名
スープ
エキス(チキン、ポーク、野菜)(北海道製造)、香味食用油、食塩、酵母エキス、
ゼラチン、食用精製加工脂/調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(V.E)、シリコーン、(一部に豚肉・鶏肉・ゼラチンを含む)
麺
小麦粉、食塩、卵白/かんすい、小麦たんぱく、酒精、加工澱粉、乳酸Na、(一部に小麦・卵を含む)
チャーシュー
豚肉、食塩、醤油、醗酵調味液(清酒タイプ)、砂糖、胡椒/調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(V.B1)、(一部に小麦・大豆・豚肉を含む)
メンマ
メンマ、食塩/漂白剤(亜硫酸塩)、リン酸塩(Na)、(一部に小麦・大豆を含む)
栄養成分表示
1食(530g)あたり エネルギー/708kcal たんぱく質/18.4g 脂質/32.9g 炭水化物/82g 食塩相当量/8.5g(推定値)
賞味期限: 製造日より60日以内
保存方法: −18℃以下で保存
凍結前加熱の有無: 有(スープ、チャーシュー) 無(麺、メンマ)
加熱調理の必要性: 加熱してからお召し上がりください
※保存方法を守り、調理前の冷蔵庫内・常温での自然解凍はおやめください
※一度解凍したものの再凍結はお避け下さい
※品質管理には充分注意しておりますがお気づきの点がございましたら販売者までご連絡ください